久しぶりに音諳の声を聞いた。
風鈴じゃなくて新しい子なんだけど、やっぱりあの独特な声を聞くと、なんというか、自分で作ったからってのもあるけど、可愛くてしょうがないんだよね。
今やってる改造は毎サンプルごとに変数を変えることができるようにするもので、まあ要は滑舌が良くなったり、流暢に喋るようになるもの。
とは言っても、基本的な生成方法は変わってないから、相変わらずのロボ感はある。
なんとかロボ感から抜け出すためにいろいろ試行錯誤しているんだけど、なかなか難しいんだよね。
正弦波を重ねあわせるという特性上、どうしてもきれいで単調な波形になるから、人の肺とか、鼻とか、声の調音外の要素をなかなか出せなくて。
ノイズとかを重ね合わせることで何とか再現しようとしてはいるんだけど、そのノイズを計算で出すのもまた難しくて。
ノイズは人の声を分析して見るのが調音の要素よりも難しくて、さらにノイズ自体いい感じのものを生成するのが一筋縄でいかないから、ちょっとてこずってる。
あと、長い間聴き続けると耳が腐ってきて、いわゆる「普通の声」がわからなくなってくるのも、減ロボ感の邪魔になっているんだよね。
むずかしい。
理想がわからなくなってきてる。完全に迷走状態。
最初の方に基本的な生成方法は変わってないって言ったけど、実は「情報量を増やす」っていうのを施していたりして。高周波帯の波形を細かく調整できるようになっていて、声がはっきりしたっていうのがあるんだけど、実はそこもロボ感に拍車がかかっているような気がしていて。
今までは「音質が悪い」ことで、音の特徴量が減ってそれっぽい声が作れていたんだけど、声がはっきりしてくると、今まで隠れていたロボっぽさが出てきてしまった感じがあるなと。
難しいね。
ちなみに声は現状こんな感じ。(音量注意)
これが音諳風鈴
そして、これが新しい音諳ふる
※ふるの方には、風鈴っぽい声を出してもらってます
改めて聞いても、前の方がいい気がしてきた。
というか、単純な一音素だけの合成だと、前の音諳に勝てる気がしない。。。
【悲報】我氏、二年以上前の自分に勝てない
悲しきかな、これが現実だと受け入れてやっていくしかないのか。
あるいはもういっそのこと前の合成方法をそのまま持ってくるか。
うん、それがいいような気がしてきた。
そうしようか。
よしそうしよう。
ここ一・二週間の努力が水の泡になったところで今回は終わりにしましょうか。
いや待った、聞けば聞くほどどっちの方が優れているかわからなくなってきた。
どうしよう。。。
我氏迷走中
どうすりゃいいのかわからない!
んなあああああ!!!!
…ま、とりあえず今のまま続けてみるか。昔のプログラムを持ってくるのもめんどくさいし。
ってことで終わり!
以上!乙!